私は小さいころから、少しぽっちゃりめでした。
体育の時間も、一人だけ汗びっしょり。体中から汗が出ていました。
それが嫌で嫌で仕方がなかったのですが、ある時ふと体育の授業のあとトイレにいって、鏡を見たら…。

顔の汗すごいなぁ、流れ落ちてるなぁと気にしながら、ふと鼻の下に目がいきました。

水が玉になってついてる!よく見ると毛穴から、水滴が出ているのです。
あれ、これってもしかして汗…?そう思って指でぬぐうときれいに取れます。
動いた体の熱が引くのと同時に鼻の下の汗も引いていきます。

友達みんなこんなになってるの見たことない。誰も教えてくれなかった。
当時好きな男の子もいましたし、それを思うと、
みんな私の顔がこんなになってること知ってたんだ、と気付き、
子供心に恥ずかしくてしょうがなかったです。

もちろん額からも汗は流れますが、それは普通のこと。
鼻の下なんて他の人では見たことも気づいたこともありませんでした。

しかも毛穴は開いてるし、水滴が鼻の下についてるなんて、親にも言ったこともありましたが、
体質なんでしょ、とそれだけでした。こうして、コンプレックスの一つとなりました。

そんなことがあって以来、体育の時、顔をぬぐう回数が増えました。

それは大人になった今も続いていて、激しい運動をした後、必ずタオルでぬぐいますが、
ふと鏡を見たとき、うっすらと鼻下の汗が出ているのを見ると憂鬱になります。

季節的に温度が高くなるにつれ、汗が出てくると必ずといっていいほど、
鼻下の汗は出てきます。

おかげで日焼け止めも意味がなく、すぐ焼けるので鼻の周辺だけ赤くなります。
顔中にも汗をかくので、化粧していても崩れは早いのでメイクが浮いてまだらになることもあり、
本当にひどいときはお化けのような顔になっています。
顔の汗、特に鼻の下の汗なんてほんとうに恥ずかしいことばかりです。